新しく購入したパソコンは、セキュリティ対策ソフトの状態にご注意。
ごきげんよう、なかがみです。今回は、新しく購入したばかりのパソコンの、セキュリティ対策(ウイルス・ファイアウォール)ソフトについて、特に注意しておくべきことをお話しします。
一度でもパソコンを購入したことがある人なら分かるかもしれませんが、メーカー製のパソコンの多くには、あらかじめセキュリティ対策ソフトがインストールされています。※あらかじめインストールされている=プリインストール(pre install)と言います。
パソコンに詳しくない人の場合、デスクトップに表示されているアイコン(マーク)を見て「インストールされているから大丈夫!」と思い、何もせずずーっと放置、ということがよくあります。これ、とっても危険です。
買ったばかりのパソコンのセキュリティ対策について、陥りがちなパターン。
お客さんや知人のパソコンを見ると、以下のような状況によく出くわします。
- 一度セキュリティソフトを起動して、シリアル番号を入力するなど、必要な初期設定が行われていない。セキュリティ機能が停止のまま放置されている。
- プリインストールされているソフトが、「お試し版」で、30日程度で機能しなくなったり、セキュリティ機能の更新がストップしたりしている。これに気づかず、機能していないままだったり、ソフトが古い状態のまま放置されている。
- そもそもセキュリティソフトがインストールされておらず、無防備な状態で使用を続けている。恐ろしい。
実際にあった悲惨な例としては、6年ほどセキュリティソフトが機能していない状況で使用していたパソコン。新たにセキュリティソフトをインストールしてスキャンしたところ、何百という感染ファイルとウイルスが検出された、という事例。メールソフトのアドレス帳に載っている人に向けて、感染メールをバラまいていた痕跡もありました。えらいことです。
セキュリティ対策ソフトについてやっておくこと。
ウイルスの感染という最悪の事態を避けるためにも、パソコンを購入したら、以下のようにしましょう。
- セキュリティソフトの状態を確認し、必要ならシリアル番号の入力を行なって正常に機能させる。
- お試し版がインストールされていれば、年間ソフト更新権のついた製品版のソフトを購入し、お試し版を削除=アンインストールしたあと、新しいソフトをインストールして万全の状態にする。
これらは必ず、です。NTTフレッツなど、インターネットの契約によっては、セキュリティ対策ソフトが付属していることがあるので、それをインストールし、シリアル番号を入力して使用するのも良いです。
一口にセキュリティ対策ソフトといっても、メーカーによって仕様は色々です。
機能状態の確認や、インストール作業・設定など、ご不安があれば是非ご依頼下さい。喜んで設定を行わせて頂きます。
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