事例:1年ぶりに使うパソコンの不調?ではなかった。
まいど!なかがみです。
大阪府茨木市での委託業務。1年ぶりに使うパソコンが、うまく動かないという内容。事前に電話でメーカー窓口のサポートも受けてみたけれども、解決に至らず、出張サポートをご依頼頂いたという経緯です。
設定機器
ノートパソコン:富士通 AH42/G Windows 7
無線マウス2台所有
症状の確認とヒアリング
まずは不調の詳細をお客さまから聞き出します。
およそ1年ぶりにパソコンを起動したら、うまく操作ができないとのこと。実際にお客さまに操作をお願いすると、マウスカーソルすら動かず何もできない状態でした。
原因調査
結果から言うと、パソコンはいたって正常な状態でした。
マウスが動かない原因は、ワイヤレス(無線)で動作させるためのUSBレシーバー(受信子機)がマウス本体に収納されたままになっていたこと。パソコン本体に挿さっていなかったんですね。
訪問前、お客さまは、お持ちの小さなUSBフラッシュメモリーをUSBレシーバーと勘違いして挿されていたとのこと。ここ最近のUSBメモリーは小型化していることもあり、パソコンに詳しくない人が見れば、今回のようにワイヤレス機器のレシーバーと見間違うことがあります。
対応作業
マウス内に収納されているUSBレシーバーを、パソコンのUSBポートに挿し込み、マウスが正常動作することを確認して対応完了です。簡単に終わったついでに、お客さまのパソコンの用途に応じた簡単なアドバイスを行いました。
パソコンはまだまだ不親切な家電
パソコンは、一家に一台、そして一人に一台、さらに複数台と普及していき、ほとんどの人にとって無くてはならない家電となりました。ただ、テレビのような単機能のシンプルな家電と違い、多種多様な仕事をこなしてくれる分、その使い方や手順も煩雑になるため、不慣れな人にとっては複雑で扱いにくいものというのが現状です。
説明書がなくても、だれでも使いこなせるパソコン。現段階では、iPad を初めとするシンプルな操作感のタブレットなどが、ようやくその域に一歩足を踏み入れたくらいでしょうか。よりわかりやすく、もっと簡単に使いこなせる情報処理端末が開発され、普及すればいいなと思う日々です。
スマートフォンやタブレットを使っていると、音声認識や人工知能といった技術の改善が、その鍵になりそうに感じます。
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